平戸オランダ商館紹介ムービー 『平戸学より』

平戸オランダ商館は、1609年に江戸幕府から貿易を許可された東インド会社が、平戸城主松浦隆信公の導きによって平戸に設置した、東アジアにおける貿易拠点でした。
商館は当初、土蔵付き民家を借りてスタートしましたが、その後周囲の民家を壊して、新たに関連施設を建築。本館をはじめ、宿泊所、調理場などが整備されていきました。
貿易の積荷を保管する倉庫も何棟も建築され、1639年には日本ではじめての西洋の石造建造物とされる「1639年築造倉庫」が完成しますが、1641年、幕府の命により商館は取り壊され貿易は長崎の出島に移転しました。

2011年9月20日にオープンした「平戸オランダ商館」はこの倉庫を忠実に復元した建物です。中には、当時の貿易の様子をうかがい知ることができる資料などが展示されています。

【名称】平戸オランダ商館(1639年築造倉庫)
【住所】平戸市大久保町2477
【電話】0950-26-0636
【時間】午前8時30分から午後5時30分
【休み】毎年6月第3 火・水・木曜日
【備考】駐車場(平戸港交流広場駐車場から徒歩5分)