松浦史料博物館にて秋の特別展示がはじまります。
「香のたしなみ」
2023年9月30日(土)~12月3日(日)
【関連ワークショップ】参加者募集中!
①「香りの体験講座~オリジナル香水づくり~」
お好きな香りを数種類選び、世界に1つだけの香水を作ります。完成した香水(30ml)はお持ち帰りできます!
講師:大津留 聡 氏(大分香りの博物館 課長・学芸員)
日時:2023年10月1日(日)10:00~12:00
会場:松浦史料博物館
定員:20名
料金:2,500円
②「はじめての香道体験」
源氏香之図を使った香の聞き比べや伝来のお菓子とお抹茶を一服、お楽しみ下さい。
講師:安藤 綾冠 氏(安藤家御家流香道 12世家元)
※安藤家御家流香道は旧磐城平藩主 安藤家に江戸時代初期から伝承されてきた大名家の香道です。
日時:11月26日(日) 13:00~15:00
会場:松浦史料博物館内 九皐斎
定員:20名
料金:6,000円
※香水・柔軟剤やお食事などの強い香りは香道体験の妨げとなる場合がございますのでお控えください。
【お問い合わせ】
松浦史料博物館
TEL:0950-22-2236
FAX:0950-22-2281
matsuhaku@matsura.or.jp
松浦史料博物館特別展示
「香のたしなみ」
江戸時代、大名自身やその夫人・子女が生活したのは「 奥(おく)」という空間です。そこには、教養や趣味の為に使われた様々な道具があり、それらを奥道具といいます。奥道具は華やかな生活を思い起こさせる豪華で多岐にわたる品々でした。平安時代の雅な文化の伝統をひく「 香 」も、武家の夫人に欠かせない教養の一つとされていました。また、平戸は諸外国との歴史的な交流がありました。江戸時代初期 1613 年 、平戸に設置されたイギリス商館関係資料には、日本初となる「 バラの香水 」に関する記事もあります。平戸に来航したアジア各国の船、ポルトガル・オランダ・イギリスの西洋の船からは多くの「 香り 」がもたらされたことでしょう。この展覧会において「 香り 」を切り口に平戸の豊かな歴史と文化を味わっていただけましたら幸いです。
協力:安藤家御家流香道/大分香りの博物館/本澤伸吾 氏/潜龍酒造/天年堂/三川内陶磁器工業協同組合