期間:2024.4.27-6.2
殿さまの逸品 ―武家好みと西洋嗜好―
平戸藩主・松浦家は鎌倉時代より明治に至るまで、およそ600年間平戸を治め続けた永い歴史があります。歴代の平戸藩主(当主)には個性豊かな人物がいました。当時の藩主が好んで使用した品には、趣向を凝らした美術品やユニークなデザインのものまで、それぞれのこだわりが一品一品に感じられます。
また、平戸は16世紀から17世紀にかけて相次いでヨーロッパの船が来航し、海を越えて様々なモノ・文化がもたらされました。交易が終焉を迎えたあとも、その影響は平戸で色濃く残り、歴代藩主の興味対象は海外にも及びました。異国への憧れを抱いた藩主たちが収集した品は、西洋趣味にあふれたものが多く残ります。
今回の企画展では、松浦家のコレクションから”センス”と”西洋嗜好”にスポットをあて、資料を選定しました。平戸の藩主らしさを感じる逸品を純粋に鑑賞してみてください。
【会期】2024年4月27日(土)~6月2日(日)
【会場】平戸オランダ商館 2階多目的スペース
【入館料】大人310円、小中高生210円
【お問合せ】平戸オランダ商館 0950-26-0636 shokan1639@matsura.or.jp