松浦史料博物館にて開催される企画展のお知らせです。
伊能忠敬没後200年記念企画展『伊能忠敬と平戸藩』
◇会期:2018年4月1日~6月30日
◇開館時間:8時30分~17時30分
◇会場:松浦史料博物館
◇入場料:大人510円、高校生300円、小中学生200円
◇主催:公益財団法人松浦史料博物館
◇特別協力:株式会社カクマル(測量資料館サーベイミュージアム)
◇お問合せ:0950-22-2236 matsuhaku@matsura.or.jp
文政元年(1818)、伊能忠敬は73年の生涯を閉じました。没後200年の今年、松浦史料博物館に所蔵する平戸図、九州図をはじめとして、9本に軸装された伊能図ほか、松浦家に伝わる天体観測・測量道具などを公開します。忠敬が平戸藩領内の測量を開始したのは文化9年(1812)12月。測量にあたり9代藩主静山は、測量終了後、平戸藩領の地図をひそかに平戸藩に渡すよう忠敬と約束を交わします。平戸藩領は海岸線が非常に長く、測量隊は三カ月余りをかけて測量を行いました。未完のまま忠敬が没したため、生存中に平戸藩へ測量図を提供することはできませんでしたが、その後弟子達により文政4年(1821)に完成し、幕府天文方高橋景保から松浦家に納入されました。松浦史料博物館に所蔵する伊能図は由来が把握できる貴重な伊能図であることが指摘されています。


第4回「平戸の中のオランダを描こう!」小学生絵画コンクールの優秀作品が決定しました。
今年も多くの力作が寄せられました。ご応募ありがとうございます。
厳正な審査を行い、低学年・中学年・高学年それぞれ1点ずつ、優秀作品を決定いたしました。
低学年の部:白石希空さん(田平北小学校1年生)
中学年の部:藤田裕成さん(平戸小学校4年生)
高学年の部:和倉ももさん(平戸小学校6年生)
3作品は12月31日まで、平戸オランダ商館の入り口に展示いたします。
西洋文化との結節点だった平戸にはオランダとのかかわりを感じさせる場所がたくさんあります。また今でもオランダと深いつながりがあり、新たな「オランダ」が平戸に生まれ続けています。子どもたちにオランダというキーワードを通して、ふるさと平戸の歴史と現在を見つめてほしい、と願っています。




【商館フェイスチェ開催について】
本日、9月17日開催予定の商館フェイスチェは、午後2時から開始いたします。
内容はパフォーマンスアート、映画2本、リュートコンサートは行う予定です。
強風のため、危険な場合もございますので、ご来場の際はくれぐれもご注意ください。
【台風接近に伴う商館フェイスチェ中止について】
9月17日(日)開催予定の商館フェイスチェは午前中の開催を中止といたします。
風の状態によっては、午後から開催する可能性もございます。午後の開催については、Facebookおよび平戸オランダ商館のウェブサイトにて告知いたします。
平戸オランダ商館公式アカウント
Instagramはじめました。
ぜひふぉろーしてください。
平戸オランダ商館では、随時、木靴の絵付けが体験できます。
平戸オランダ商館の常設ワークショップです。毎日開催・予約不要で体験できます。
ぜひ楽しんでください。
所要時間:30分~1時間
参加費:大(11㎝)… 2,000円
中(8㎝)… 1,500円
小(3.5㎝)… 600円
最終受付時間:16時30分(閉館時間の1時間前)

地元ガイドと巡る、平戸が”3倍面白い!” 平戸・街歩き「さるくツアー」
地元ガイドと、ゆっくり街歩きをしませんか?
年間10,000人以上の観光客が利用する人気の地元ガイドです。
〇毎日9:30出発 約90分間
〇最少催行2名
※1名様でも申し込み可能ですが、2名以上お申し込みがない場合は中止となります。
〇料金500円(オランダ商館入館料別途270円必要)
〇街歩きコース
観光交通ターミナル~オランダ埠頭~平戸オランダ商館~オランダ井戸・塀~六角井戸・大ソテツ~松浦氏居宅跡・武家屋敷~平戸ザビエル教会~寺院と教会が見える風景~観光交通ターミナル終了
※お申し込みは前日の15時までに
ガイドステーション 0950-23-8210
http://www.hirado-guide.jp/

天候が悪く屋内での開催となりましたが、今年は前回を大きく上回る参加者数となり、大会は大盛況のうちに終了することができました! ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました!
今年は例年にも増して白熱した戦いが繰り広げられました。子どもの部の決勝トーナメントは手に汗握る接戦になり、一般の部の予選では同率一位・同率四位が生まれる波乱の展開となりました。
一般の部の決勝戦は、シューレンの日本一が決まる試合。終盤まで差が開かない熱い試合展開となり、会場は大いに盛り上がりました。
大会の上位入賞者には豪華賞品が贈られました。
「ホテル日航ハウステンボス ペア宿泊券」(提供:長崎自動車株式会社)
「デルフト焼花瓶・デルフト焼ミッフィー貯金箱」(提供:オランダ王国大使館、在大阪・神戸オランダ総領事館)
「ハイネケン 計3箱」(提供:キリンビール株式会社)
「長崎県美術館 マリー・ローランサン展 入場券」(提供:長崎県美術館)
「長崎歴史文化博物館 よみがえれ!シーボルトの日本博物館 入場券」(提供:長崎歴史文化博物館)
「平戸物産詰め合わせ」(提供:平戸観光協会)など。
大人よりもお子さんのスコアが高い場合もあり、年齢を問わず楽しめるシューレンの魅力が伝わったと思います。今回参加できなかった方も来年の第6回大会でのご参加をお待ちしております。








2月18日(土)、まち歩きワークショップを開催しました。
毎月平戸オランダ商館で行われている定期講座の特別編として、松浦史料博物館学芸員の久家孝史氏をナビゲーターに迎え、今回は館外に飛び出して平戸城下のまち歩きを行いました。
大手の坂から見える亀岡神社南口の一の鳥居は、現存では平戸で最も古い鳥居です。この鳥居は元和5年(1619)、平戸藩家老の佐川主馬によって建てられたもので、元々は平戸城下の宮の町七郎宮にありましたが、明治13年(1880)、城下にあった4社を合祀した際に、今の亀岡へ移されました。今から約400年前、平戸にオランダ・イギリスの2つの商館が設置されていた頃、日本に来ていた外国人たちは七郎宮に建っていたこの鳥居を目にしていたことが想像できます。
当日は快晴に恵まれ、多くの方にご参加いただき、知られざるエピソードと新しい発見が満載の有意義なまち歩きとなりました。普段何気なく歩いている場所に存在する歴史エピソードを知ると、見方も変わってくるのではないでしょうか。
次回は3月8日に通常通りの講座を予定しております。ぜひお越しください。






第32回定期講座を開催しました。
今回は講師に石見銀山資料館館長 仲野義文 氏を迎え、「石見銀山の開発と『銀の世紀』の到来」というテーマで講演していただきました。
石見銀山資料館 Iwami Silvermine Museum
http://fish.miracle.ne.jp/silver/
世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」は2007年7月に登録され、間もなく10周年を迎えます。石見銀山の銀が世界的に重要な経済・文化交流を生み出したことも、世界遺産登録の理由のひとつとなりました。石見銀は平戸を経由地のひとつとして世界へもたらされ、世界的な銀需要の高まりに応えていきます。世界の中の石見銀山、世界の中の平戸、という広い視野で語られる講演はとても魅力的でした。
今年、7月14日(金)~9月3日(日)、石見銀山資料館と古代出雲歴史博物館の2館で、「石見銀山展 銀が世界を変えた」が開催されます。ぜひ足を運んでみてください。


